墓石は山の採掘場から採石されます。岩石には割目の方向があり、その割目を考慮しながら切出したい石の大きさにドリルで穴をうち、 その穴の中に黒色火薬をセットし爆破させて石を岩盤から切り離します。発破された原石は用途に適した大きさに採掘場で割られます。 |
切断 | 研磨 |
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採掘場で 切り出された石材は、次に加工工場に運ばれます。加工工場ではまず、石碑用、外柵用などの用途別に切断されます。石材により産地が異なるように、その加工に於いても地域や業者により様々な形があります。 |
切断された後は、石材の磨きツヤを長持ちさせるため、熟練の職人によって丹念に磨かれます。 |
文字彫刻 | |
文字彫刻は最初に、石材をゴムシートで覆い、その上に熟練書家の作成した「文字原稿」をゴムシートに写します。次に文字の部分のみゴムシートを切ります。人工砂を吹きかけ石材の表面を少しづつ削りとっていく「サンドブラスト機」を使い文字の部分のみ削ります。8寸角の石碑なら1時間、9寸角なら2時間半くらいで彫りあがりますが、最近では彫刻専用コンピュータによる自動カッティングおよび自動サンドブラスト機により、彫刻が施されています。 |
基礎工事 | 外柵据付 |
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基礎工事は、図面に従い外柵や石碑を据付けるためのコンクリートの基礎を打つ工事のことです。 |
基礎工事を終えたら、外柵の据付けを行います。 |
石碑据付 | 付属品設置 |
外柵工事を終えたら、石碑の据付けを行います。 |
石碑の据付け後は、花立・香炉などの付属品を設置し表札をつけ、玉砂利を敷いた後、お墓の完成となります。 |
このような長い流れに沿ってお墓は誕生し、お客様へお引渡しとなります。 |