檀家とは、お寺に属して寺の援助をする檀徒のことをいいます。 お布施をお寺に寄付をして、運営を援助します。 一般的には、寺院の墓地では檀家制度があり、檀家になることで、そのお寺でお墓を持つことが出来ます。
「過去の宗教・宗派不問」と謳っているお寺のお墓は、檀家になる前はどのような宗教・宗派でも問わないという事です。しかし、入檀後は、その寺院の宗派に属さなければならないケースが多いようです。
どの宗教でも入れるお墓。
【宗 教】 仏教・神道・キリスト教など
【宗 旨】 天台宗、真言宗、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗、日蓮宗、融通念仏宗、時宗、律宗、華厳宗、法相宗の仏教の宗旨、13宗です。この宗旨の中で教義の解釈の相違によって、複数の分派が存在します。
「納骨堂」とは、依頼主の委託をうけて焼骨を収蔵するため、納骨堂として全国の都道府県の知事に許可を受けた施設をいう。従って、宗教施設(寺院や教会など)でも、納骨堂の許可を得ていない施設では、依頼主の遺骨を永続的または一定期間、預かることができない。
お墓の名義人(使用権取得者)が亡くなったとき、祭祀の主宰者が「お墓を継ぐ」必要があり、これを「承継」と呼びます。お墓は、民法上「祭祀財産」とされ「承継」については本人が指定するか、もしくは、慣習によって承継されることがほとんどです。近年では、少子化により承継する者がいないというケースが多くなりつつあります。
この様な社会背景をもとに、最近では承継者がいなくても霊園や寺院が責任をもって供養や管理をしてくれる「永代供養墓」が出てきました。 「永代供養墓」は、一定期間、お墓を存続し、その期間が経過しても承継者がいなければ合祀墓(集合墓)に合祀するという方式や、はじめから合祀する形態の永代供養墓があります。