お墓の基本知識

自分でできるお墓のお手入れ

1. 洗う

お手入れ用品
水で洗うのが基本です。
布かやわらかいスポンジに水を含ませて丁寧にやさしく洗います。 汚れが落ちない場合は、タワシなどで擦ると取れる場合があります。また、彫刻された文字の部分など、歯ブラシが便利です。しかし、硬い石とはいえ、角や彫刻部分は、欠けやすくなっています。 決して、力任せにゴシゴシと強く擦らないように注意してください。
なお、最近は墓石(御影石)の水垢やシミが取れる専用の洗剤も、石材店や仏壇店等で販売されています。

2. 花

こまめにお花を替えましょう。
お花は枯れて見苦しくなる前に取り替えましょう。お墓が遠くてお参りできないようであれば、「定期的にお花を供えて、お掃除もしてくれるサービス」を利用することもできます。料金は、期間とサービスの内容に応じて決められているケースが多いようです。管理事務所や霊園近くの石材店でお問い合わせください。

3. 植木

植木や雑草の育ちすぎに注意しましょう。
お墓の敷地に生える雑草はこまめに取り除きましょう。また、植木などがある場合、成長し過ぎないよう定期的に剪定してください。根が張りすぎると、お墓を囲んでいる石の柵やコンクリートの基礎を圧迫し、ひび割れや崩れの原因になります。
イメージ 成長


4. 雑草

お墓参りの時は、軍手などを持参すると便利です。
墓地内の玉砂利の中の草の根は、なかなか取りにくいものです。小さな鎌や軍手などを持っていくとよいでしょう。

5. 玉砂利

玉砂利
墓石のまわりに敷いた化粧砂利(玉砂利など)は、時間の経過により、土に沈んでしまうことがあります。
園芸用のシャベルなどで掘り起こして目の粗いザルに入れ、 化粧砂利を洗った後に敷くと見違えるように綺麗になります。または、新しい化粧砂利を敷き直すのも良いでしょう。