真證寺
しんしょうじ
しんしょうじ
真證寺(しんしょうじ)は、宮城県遠田郡美里町にある寺院墓地です。
■真證寺は、応永13年(1406)年、山形県の松山町にある総光寺の末寺として開山、郡内の曹洞宗寺院最古の歴史を有する。
真證寺が建っている地域は、小牛田地域で最初に人々が住みついた地と言われています。
開山当時から菩提寺として、こころの拠り所となり、地域に根付き歴史を刻んできました。
農閑期には託児所の役割を担ったり、寺子屋を開いたりと地域周辺の方々のコミュニケーションの中心でした。
また、現代でも季節の行事や冠婚葬祭を通して、周辺の壇信徒や地域の人々と密接な関係を築き続けています。
■小牛田小学校発祥の地。
門前の「小牛田小学校発祥の地」の碑が示すように、真證寺が開設していた寺子屋は現在の小牛田小学校に移管されています。
■「鉄道工事係供養塔」
東北本線が一関まで開通(明治23年4月)した際の工事で犠牲になった人を供養したもあります。地域の生活と一体になって営まれていた寺院の足跡を、境内に見ることができます。
東北本線「小牛田」駅から徒歩で約15分
東北自動車道「古川IC」から車で約18分