夫の両親が亡くなり、長男である夫がお墓の継承をすることになりました。
今まで殆ど義母任せだったので、墓所の手入れなどどのようにしたら良いのか全くわかりません。
お墓の手入れは亡くなった方への供養であり大切なことです。お盆やお彼岸だけでなく、ご命日などにもお参りをしきれいにしておきたいものです。
①草木の手入れ・・春~夏に掛けては樹木や雑草の生長が早い為、根が張って外柵や墓石を痛める原因になります。又、枝や枯葉、害虫等は周囲にも迷惑を掛ける事になりますので早目の手入れが必要です。
②供花・供物の処理・・カラスや野犬等に食い散らされたり腐ったままになっていては折角の供養のお気持ちが台無しです。供物はお帰りになる際に持ち帰るのが最近のマナーです。生花は枯れやすい為、夏場は樒等の日持ちの良いものを供えると良いでしょう。
③墓石の手入れ・・墓石には樹木のヤニや枯れ葉、鳥のフンやホコリなどで汚れが付きやすいので、早めに取り除かないと染みや風化の原因にもなります。
汚れがひどい時には墓石専用の洗剤もありますが、一般的には水洗いをし柔らかな布でふき取るだけで充分綺麗になります。目地や彫刻の部分は柔らかめの歯ブラシやスポンジなどを利用されると良いでしょう。