23.三十三回忌の参列者は?
義父(主人の父親)は若くして亡くなり、今年11月に33回忌を迎えます。主人は33回忌は義母と子供、孫だけでやろうと思っていましたが、義母は『33回忌だからそういう訳にはいかない』と父母の兄弟や広く親戚にも出席してもらえる様に連絡すべきだと思っているようです。
33回忌はどのような形でやるのが相応しいですか?33回忌をやる事はまだ親戚には連絡していません。
回忌法要の規模や形式に関しましては、従来からのご親族の習慣や個々のご事情もありますので一概には申し上げられませんが、今回のような33回忌法要や50回忌法要は『弔い上げ』にされる場合も含め、大きな節目の法要になります。若くしてお亡くなりになったご主人様に代わって、女手ひとつで子供達をお育てになったお母様のご苦労は、並大抵ではなかったとご推察いたします。
そのようなな状況の中で、ご主人様へのご供養を続けて来られたのでしたらなおさら、お母様にとっては今回の法要が大きな意味を持っているのではないでしょうか。立派に成長され一家の主になられた息子様ご夫婦の姿を、亡きご主人様やご親族の方々にお見せできる事が、お母様の『妻としての使命であり、母としての生きがい』ではなかったのでしょうか。亡きお父様へのご供養とともに、お母様へのご恩返しという事をお含みおき頂いた上で、再度お話し合いをされてはいかがでしょうか。