れんげ山霊園(東京都)の調査員現地レポート

れんげ山霊園(東京都)

2016年01月13日

本日、訪問させていただくのは、都心では数少ない宗教を問わない墓地「れんげ山霊園」です。
夏目漱石や森鴎外、宮沢賢治などの文学者や政治家をはじめ、大学、病院も多い文京区の
小日向にある「れんげ山霊園」は東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」より
徒歩約6分とアクセス抜群、思い立ったらすぐお参りに行ける都心霊園です。

今回、調査員は「江戸川橋駅」4番出口より「れんげ山霊園」に向かいますが
高田馬場、上野、練馬方面からバス路線を利用してもとても便利とのことです。


0000000674-1.jpg


0000000674-2.jpg


東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」4番出口を出て、新目白通りの信号を渡ると、
神田川に掛かる「古川橋」が見えてきます。


0000000674-3.jpg


橋を渡りそのまま直進、小日向神社入り口の信号を渡り右手の道を少し歩きますと
霊園の案内板が見えてきました。駅から霊園まではとてもわかりやすい道順なので、
方向感覚があまりよくない調査員でも迷うことはありませんでした(*^_^*)


0000000674-4.jpg


0000000674-6.jpg

正門入口から緩やかな傾斜の参道を歩いていきますと管理事務所があります。
園内全体を見渡せる場所に管理事務所があるのは防犯面でも安心ですね。


0000000674-7.jpg


訪問したのは12月上旬、霊園入口に植えてある夏みかん?の木が出迎えてくれました。

歴史ある場所柄、著名人のお墓も多いそうです。れんげ山霊園は全体で1,020区画あり、
一般区画はほとんど契約済みで残り区画も少なくなってきており人気の高さがうかがえますね。

本日、ご案内くださったのは株式会社グリーンメモリアルの宮本さんです。
では、さっそく園内を見せていただきましょう。

0000000674-8.jpg

35㎝×73㎝墓地使用料110万円~ 墓地の広さによって墓地使用料は違います。


0000000674-9.jpg

霊園内は比較的コンパクトで整然と墓石が並んでおり平坦でお参りしやすい環境が
整っています。郷里かられんげ山霊園に改葬してこられる方も多いというお話でした。


0000000674-10.jpg


れんげ山霊園内には永代供養墓もあり、万が一継承者がいなくなっても
こちらで供養していただくことができるので安心ですね。


0000000674-11.jpg


きれいに並んだ水桶。いつでも気持ちよく利用できそうです。

0000000674-12.jpg

駐車スペースはあまり大きくないのですが参道脇に駐車するか、お盆やお彼岸などの
混雑時期は付近のコインパークを利用できます。


0000000674-13.jpg

年中無休の管理事務所1階には2名のスタッフの方が交替で
常駐しているので法事の手配や、お墓のことなどいつでも相談することができます。
心強いですね!
1階の休憩スペースには給茶機が設置されており温かいお茶など自由にいただく
ことができます。

0000000674-14.jpg


0000000674-15.jpg

2階に設けられている12畳ほどの広さの法要室は法要の会食もできるので、
別の場所へ移動することなくすべて霊園内で済ませる事ができると好評だそうです。


0000000674-16.jpg


0000000674-17.jpg


訪問した日は残念ながら曇り空でしたが、南向きの高台にあるれんげ山霊園は、陽当りがよく閑静な住宅地に囲まれたとても落ち着きのある環境でした。
霊園周辺は平安時代に平貞盛(たいらのさだもり)が建立した氷川神社(現小日向神社)の跡地だそうで地盤が固く、水はけも良いとのこと。
東日本大震災の時もこちらのお墓は一切被害がなかったそうです。
都心にありながらも、静かで温かみのある空間でゆっくりお墓参りできるのが
とても魅力の霊園だと感じました。

*~おすすめスポット~*
 
霊園近くには、東京ドーム、後楽園、ホテル椿山荘、小石川植物園があります。
ホテル椿山荘の庭園には、数々の由緒ある史跡が点在し『小石川植物園』(現在東京大学理学部付属植物園)は日本でもっとも古い植物園であるだけでなく、世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つです。多くの種類の草木が植えられた園内は緑深い自然のやすらぎが感じられると四季折々に訪れる人も多いようです。お墓参りの後、散歩がてらちょっと足を伸ばしてみるのもいいかもしれませんね。