フラワーメモリアル国立府中 ガーデニング型樹木葬「フラワージュ」(東京都)
本日、見学に向かう「フラワーメモリアル国立・府中」は2011年11月に調査員が一度見学レポートした霊園です。
今回は、新たに誕生したガーデニング型樹木葬「フラワージュ」の見学に行って参ります。
これまでとまったく違う〝プレミアム″な樹木葬とはどんな墓なのか?しっかりレポートしたいと思います。
中河原駅改札を出て右手出口にバスのロータリーがあり、「ちゅうバス(府中市コミュニティバス)」
「京王バス」のどちらに乗車しても霊園近くまで行くことができます。
ただ、どちらのバスも1時間あたりの本数が少ないので、事前にバス時刻を調べておくと安心ですね。
今日は、京王線の「中河原駅」より、ちゅうバス「四谷循環・四谷六丁目ルート」に乗車(^^)v霊園に向かいます。
乗車からおおよそ10分ほどで「四谷六丁目」バス停に到着。
まわりには目印になるような建物がないので一瞬不安??になりますがでもご安心下さい。
近くの電信柱に「フラワーメモリアル国立・府中」の案内が・・・(ホッ)。
四谷通りの標識を左に見ながら電信柱の案内看板に沿って歩いて行くこと3分
右側に折れた道の先に霊園入口が見えてきました。
霊園入口の駐車場のほかに管理棟横にも屋根つきの駐車場があります。(17台駐車可)
早速見学スタートです。
ご案内下さったのは、松戸家石材店の竹内さんと、素敵な女性スタッフの方です。
最初に説明いただいたのは〝プレミアム″な樹木葬「フラワージュ」。
樹木葬というと墓石の代わりに樹木が植えてあるというイメージですが、
こちらの「フラワージュ」は花壇の中に石碑が建てられており、通常のお墓と
同じように石碑に向かってお参りできる樹木葬(集合墓)です。
大切な遺骨を納める納骨室は御影石で作られており、墓所内に設置された納骨室には
80体の遺骨を納めることができます。
遺骨はパウダー状にして琉球ガラスで作られた専用ガラス製骨壷(数ある中から好きな色柄を選べます。)に移し埋葬されます。埋葬方法も他の方の遺骨と一緒になることはなく、永代に渡って供養してもらえるので安心です。管理費も一切掛かりません。
他に、女性のみ申込みできる「女性専用タイプ」、ぺットと一緒に入ることができる
「ペット可能タイプ」があります。
琉球ガラスで作られた骨壷 (やさしい色合いがとてもきれい!写真でお伝えできないのが残念!)
ペットと一緒に入れるタイプです。大切なペットの遺骨も専用のガラス製骨壷に入れて埋葬されます。花立てにお水を掛けると「ありがとう」の文字が・・・!
オプションになりますが ペットの写真を焼き付けたガラス版を墓石の上部に設置すると可愛い姿が石碑中央に写し出されます。
園内は専任のガーデナーの方がひとつひとつ大切に育てた季節の花々に彩られ、まるで公園にいるような心地よさです。
■家族墓(4人用)100万円~ ■夫婦用(2人用)70万円 ■個人(1人用)55万円
があり、13回忌を迎えるまで墓所を使うことができ、希望すれば17回忌~33回忌に変更することもできるそうです。
こちらは、15年間お墓で供養できて、その後も希望すれば更新することができます。更新しない場合は園内にある永代供養墓「おもいの碑」に移し供養しもらえるので将来も安心です。
バラ区画の一角にあるペット供養墓。合同供養タイプと個別供養タイプがあります。
こちらのフラワーメモリアル国立・府中には一般墓地のほかに両端にフラワーポットを
配置したフラワー墓地や花壇の中に建てるガーデニング墓地もあり人気だそうです。
管理棟施設は墓所側が全面ガラス張りになっており、2階の管理事務所・法要施設からは
まるでイングリッシュガーデンのような園内が一望できます。
お参り用のお花は一本単位でも、お買い求めいただけるそうです。お墓に供えられていた素敵な供花は庄司さんのアレンジでしょうか。
園内は、すみずみまでお掃除が行き届いており、スタッフの気遣い、心遣いが感じられます。
法要時は、自動でカーテンが下りて仕切られたスペースとなります。
壁や椅子など白で統一された法要スペースは、清潔感があり明るくおしゃれ!
フラワーメモリアル国立・府中は、墓地のバリエーションが豊富で、あらゆるニーズに
応えられる霊園でした。樹木葬、永代供養墓でも〝お墓に手を合わせる″という気持ちを
大切にしたいという想いが伝わってきました。これからまさに〝注目の霊園″です。
5月のバラ、6月のアナベル、9月のコスモスと季節ごとの花々がいつでもやさしく
出迎えてくれることでしょう。