桶川霊園(埼玉県)
バリ島などの南国リゾートを彷彿とさせる、個性的で明るい雰囲気が大人気の霊園です!
JR高崎線「桶川駅」よりタクシーを利用して向かいました。
東口からは桶川市内循環バス「べにばなGO」も出ており、バス停「氷川諏訪神社入口」あるいは「大御堂橋入口」で下車していただくと、霊園の近くまで行くことができます。
約8分で霊園に到着!道路から大型駐車場を挟んだ先が入り口です。
視界を遮るものがなく、広々とした印象ですね。
こちらが入り口からすぐ左手にある、「みどり区」。白い壁に囲まれて、区画というより一つの小さな霊園のようです。
一般的に墓所は、西向き、東向きなど一方向に直線的に並んでいることが多いですが、こちらはお墓の配置も個性的で、植栽を中心にして東西南北に周りを取り囲むように石碑が建っています。
参道も広めに取られていて、車椅子でもUターンができます。
ではさらに霊園の奥に入って、他の区画も見てみましょう。
総額679,000円からお求め頂ける人気区画です。
後ろに石碑が建たないので、広々とした周りの景色をバックにゆったりとお使い頂けます。
左右に植栽のスペースが広く設けられ、よりゆったりとして緑豊かな区画になっています。ピンク色の石でできた花壇がかわいらしいですね。中に植えられているのはアイビーです。
すでに墓石もたくさん建っていますが、彫刻がバラエティに富んでいて(言い方はおかしいかもしれませんが)、目を楽しませてくれます。愛嬌のあるナマズの絵や、緻密な龍の彫刻、ピースサインなど、他ではあまり見たことがない個性的な彫刻があちらこちらに見られました。家紋や文字などの代わりに好きな花の絵を彫っている方も多かったですね。
皆様が思い入れのあるものを自由に表現しているのが印象的でした。
また霊園全体として、景観にも非常にこだわりがあります。
最近はガーデニングタイプの墓地が人気で、植栽の多い霊園も増えてきましたが、桶川霊園はあえてあまり植栽を増やしていないとの事。植物があると鳥などが来てフンを落としたり、落ち葉が墓域に入ったりしてお手入れが大変になることもあるからだそうです。
それでも自然豊かな印象を受けるのは、デザインの良さはもちろん、霊園から見た景色にビルなどの人工物がほとんどないからかもしれません。また霊園全体がすみずみまで清掃が行き届いて、とても気持ちよくお参りのできる霊園だと思いました。
さらにこのお墓の背面。あまり見たことのない形の塔婆立てです。法要のときはもちろんその後も複数本3ヶ月の間立てておけるので安心です。景観を崩さないよう、塔婆の高さも短いものに統一されています。
植栽に溶け込むようなデザインの水道。水場の数は全部で11ヶ所で、これは霊園の規模に対しては多めの数です。水を汲むのに遠くまで歩かないといけないのは大変なので、使用者に優しい設計ですね。
取材の日は風があったため止められていましたが、普段は壁から水が小さな滝となって流れています。霊園全体にも、せせらぎの音が響いておりさわやかな気持ちにさせてくれます。お越しになった方は耳を澄ませてみて下さいね。
ベンチ、置物もどことなく南国の雰囲気で、まだ3月ではありますがなんだか常夏の空気を感じました。
では続いて管理事務所です。
重厚な扉を開けて中に入ると、すぐ右手に受付カウンターが。事務所のスタッフさんがきびきびと働いていらっしゃいます。
花を切るはさみやお線香など、必要なものはカウンターに揃っています。
ご法要中は休憩室も法要のお客様専用になりますので、心置きなく使えます。
やわらかい明かりのお手洗い。濃い茶色で艶のある木目が上品です。
桶川霊園の明るい日差しとリラックスできる雰囲気が調査員もとても気に入りました。きっと故人様にとってもご家族の方にとっても特別な場所になるのではないかと思います。