狭山湖畔霊園(埼玉県)
春のお彼岸のお中日、賑わいを見せる狭山湖畔霊園に出かけました。
最寄駅の西武球場前駅に到着。久しぶりの快晴で、まさにお参り日和です。子供のころ毎週のように通い、電車が到着するや否や、球場までダッシュして席を取ったなつかしい思い出がよみがえります。ちなみに私のお気に入りは、潮崎投手と辻内野手でした。潮崎投手のするどいシンカーと辻内野手の渋いプレーの数々…ほれぼれしましたね。
この日もオープン戦 西武vs巨人戦が予定されており、思わず引き寄せられそうになりますが、グッとこらえ、反対側の狭山湖畔霊園方面に足を踏み出します。
狭山湖畔霊園までは上り坂が続きます。
運動不足ぎみの私の息が上がってきた…ちょうどそのタイミングで霊園入り口に到着。駅からは徒歩約10分です。
本来ならこの入り口を入ってすぐに管理事務所があるはずなのですが、この時は…
管理事務所の建替え工事中!
工事中の様子を見せていただくと、なにやらものすごい数の基礎の鉄骨!しかも円形になっていて、これはすごい建物が建ちそうな予感…。
墓域内に入っていくと、広々とゆとりをもった区画が整然と並んでいます。
これで特別区画ではなく、一般区画だというので驚きです。
最近の霊園では1㎡以下の区画を設ける霊園が圧倒的ですが、この狭山湖畔霊園は小さい区画も3㎡以上!ゆとりある墓地が風格を感じさせます。
販売区画はもうわずかになっているそうですが、まだこちらの区画には若干の空きがあるそうです。
狭山湖畔霊園は山の地形をそのまま活かして霊園内も多少のアップダウンがあるのですが、その代わりどの区画からも見晴らしが抜群なのです。
園内を進んでいくと、工事中の管理事務所に代わる仮設の管理事務所がありました。
管理事務所内では職員さんが法事の相談に丁寧に説明をしていました。
職員の方たちもとてもアットホームな雰囲気ながら、説明はとても丁寧!財団法人が経営している安心感の一端をここに見たような気がします。
狭山湖畔霊園を運営する財団法人墓園普及会は、4月より公益財団法人に移行するそうです。
この公益財団法人になるためには、非常に厳しい条件を整えなければならず、公益性が高く、信頼できる法人であることが証明されたということですね。
ここで建設中の新しい管理事務所について伺うと、休憩所としても使用できる管理棟が2012年秋ごろに完成予定とのこと。完成予想図はこちら。
霊園内の施設とは思えない素敵な造り!最初に見た工事中の様子に、納得しました。
この日はお彼岸のお中日でしたので、霊園内も大変なにぎわいです。
遠くに西武園遊園地の観覧車が見えました。
石材店のSさんにお話をうかがっていると、お参りにいらした年配の女性から話しかけられ、
「40年近く前、狭山湖畔霊園の開園直後にお墓を買ったんだけど、近くに遊園地もあるしドームもあるし、孫を連れてきても喜んでくれるから、今考えてもホントにいいところにお墓を買ったなあと思っているのよ!」
とのこと。
40年近く経っても変わらず価値あるお墓として評価されている霊園とは素晴らしいですね!
たしかにこの狭山湖畔霊園周辺は一大レジャー地として有名です。西武ドームだけでなく、西武園遊園地、狭山スキー場、サッカーパークやテニスコートも!一日遊んでまだまだ遊び足りないところです。
ちょっとお値段は張りますが、それだけの価値があると納得させられる印象的な霊園でした。