駅前納骨堂 眞應殿(神奈川県)の調査員現地レポート

駅前納骨堂 眞應殿(神奈川県)

2015年07月17日

こんにちは(^.^)
もしもドットネットの高浜です。

本日、見学させていただく「駅前納骨堂 眞應殿(しんのうでん)」は
新しいお墓のかたちとして、近年注目されている屋内墓です。
受付機にカードをタッチすると自動でお骨を納めた厨子が参拝ブースに搬送される仕組みの
宗旨・宗派を問わないお墓です。
京急川崎駅から徒歩3分、JR川崎駅から徒歩6分という立地条件の良さで
こちらの屋内墓苑を選ばれる方も多いとか・・・。

さっそく、京急本線、京急川崎駅中央口から見学スタートです!

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京急川崎駅中央口

京急の中央口を出て左手に線路沿いを歩いて行くと「眞應殿」の建物が見えてきました。
7階建てのおしゃれなビルなので案内板がなければ、気づかないまま通りすぎるかもしれません。
1階が受付エントランス・待合フロア、2階~5階が参拝室、6階が相談フロアになっています。

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ホームから、こちらの案内板が見えます。
電車内やホームからも建物がみえるので、いつでも身近に感じられて安心ですね。
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今回、ご対応いただいたのは眞應殿の所長さんです。
「お参りに来られたお客様が1階の受付機にカードをかざしますと案内モニターに
参拝場所が表示されます・・・」
お忙しい中、写真のモデルまで務めてくださいました。(恐縮です(^_^.)

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参拝箇所が映し出されたモニター。混雑時には1階のエントランスでお待ち頂くことになるそうです。

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1階エントランスのエレベーター 
エレベーターの他、施設内のあちこちに、輪島塗の装飾がほどこされていて、高級ホテルのフロントのような豪華な雰囲気です。

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参拝口で待つことなくすぐにお参りできます。

1階の受付機にカードをかざしエレベーターを上がると・・・
すでに参拝口の扉が開いていて、祭壇には墓碑の中央部分に家名や家紋が刻まれた
「遺骨収納厨子(ずし)」が運ばれてきていました。

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遺骨収納厨子(こちらは見本) 

厨子は大切な遺骨を納める収納箱です。正面側に黒みかげ石が付いて、家名や好きな言葉などを彫刻することができます。
遺骨収納厨子には一般的な7寸の骨壷で2体、それ以上の場合は遺骨収蔵器「相承」を
使うことで最大8体まで納めることができるそうです。

気になる眞應殿の費用ですが、
■2~3階:1基90万円、 ■4~5階:1基98万円 で
価格には永代使用料、遺骨収納厨子、銘板・彫刻、合祀墓供養料がすべて含まれています。
年間護持費は1万5千円です。
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広々とした参拝ブース

参拝室は、各階3箇所設けてあり1つ1つ半透明のガラスで区切られており、
全体が茶を基調にした品のよい雰囲気の中でゆっくりお参りできます。

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参拝ブースのかたわらに設置してある15インチのモニターには、お写真や戒名、お名前などを映し出すことができます。


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お参り中、ほかの参拝者の足音が気にならないようにとの配慮から、
参拝口以外の床はじゅうたん敷きになっていました。

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大きな窓からのやさしい光に包まれた参拝ブース

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お墓にはお香も用意されています。

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ばらの花をあしらった参拝扉(4階特別参拝ブース)。
こちらも輪島塗だそうで、とてもきれいでした。

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シンプルな洋風墓石

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建物正面入り口脇のお地蔵様。お参りに来られた皆さまを、いつもやさしいお顔で出迎えてくれます。
2013年11月にオープンした眞應殿は、最新式の自動搬送システムを採用した屋内墓です。
風雨や日光にさらされている屋外のお墓と違い、植木の剪定や草取り、清掃などの手間もいらず、いつ来てもきれいで、セキュリティや地震対策も万全とのこと。(^^)v
天候や季節を気にせず、気軽にお参りにきて、故人との時間をゆったりと過ごせる
お墓だと思いました。

将来、お墓の維持や管理に不安を感じている方も多いと思いますが、こちらは代替わりをしても名義変更のみで継続して使用でき、承継者がいなくなった場合でも合祀墓へ移し供養してもらえるので無縁仏になる心配がなく、とても安心ですね。


眞應殿は750年の歴史ある曹洞宗の寺院「宗三寺」が管理・運営されています。眞應殿の地下倉庫には被災した方々のための、水や食品など災害用品が備蓄されているとのことです。宗三寺様の大きなお気持ちと心遣いに感動しました。