日本庭園陵墓紅葉亭(神奈川県)
関東随一の高級霊園と名高い、日本庭園陵墓 紅葉亭。
どんな素晴らしい霊園なのか・・・期待を胸に、行ってきます!
日本庭園陵墓 紅葉亭は相模原市営峰山霊園と隣り合っています。峰山霊園を通りすぎると・・・んんっ!?
関東随一の日本庭園を持つ高級霊園
(それでいて近隣霊園と価格は同じ)
あなたならどうします!他を買いますか?
「あなたならどうします!」って・・・ど、どうしましょう・・・!?
しかし、
(それでいて近隣霊園と価格は同じ)という言葉にひっかかります。
なんといっても高級霊園です。「でも、お高いんでしょ~?」というTVショッピング定番のセリフが頭をよぎります。
さて、そんな疑問を感じながら、霊園入り口に到着です。
中をのぞくと、そこは別世界!とにかく広い参道は、まるでお城の敷地内のような風情。
あまりの格式高さに気後れしてしまい、ちょっと入りにくさを感じるのは、私が庶民だからでしょうか?
それでも勇気を出して、足を踏み入れてみます。
まず目につくのは、なにやら工事中の建物。
管理棟を建設中とのこと。秋のお彼岸ごろの完成後は、事務所だけでなく、法要施設、会食室、休憩スペースなどが新設されるようです。図面を見るだけで、そのグレードの高さがよく分かります。
建設中の管理棟の横には、現在の管理事務所が。
これだけでも十分立派な施設ですが、さらに新管理棟ができるとは驚きです。完成が楽しみですね。
随所に、風格を感じさせます。
それにしても、ここまで来ても、全く墓域が見えてきません。
本当にここは霊園なのでしょうか?
次に見えてきたのは竹林の小路。
今の時期は色あざやかなアジサイが咲き誇っていました。
ここにも、お墓は全くなく、純粋に散策を楽しめる小路です。お墓参りの後に、ほっと一息つける静寂な空間です。
「あれ?今日は何をしにきたんだっけ?」と忘れそうになったところで、ようやく墓域が見えてきました。
明るい参道に、随所に手入れの行き届いた植栽。角地となる墓所には、このような植栽があり、ゆとりを感じさせます。
園内にたくさんある樹木。さぞかし手入れが大変だろうと思っていたら、この日も植木職人さんが剪定作業を行っていました。
紅葉亭という名のとおり、お墓の横にはもみじが多く植えられています。秋のお参りはさぞきれいでしょう。
もみじ以外にも、園内には梅や桜、楓など、数多くの樹木が植えられ、四季折々いつ来ても心が和みそうです。
各区画に感動して歩きまわって疲れてきたところで、園内に入ったときから気になっていた「紅葉亭」に入ってみます。
霊園の名前を冠したこの紅葉亭には、法要の会食室と、休憩できる喫茶室が設けられています。
どうですか?これが霊園内の会食施設とは思えないですよね?
この日本庭園を眺めながら会食なんて、まるで一流料亭のよう・・・。
ちなみにこの日本庭園は、TVドラマ「奥様は警視総監」「サラリーマン金太郎」の撮影にも使われたそうです。
40~50人は余裕で入れそうなお座敷。畳のいい香りで心が安らぎます。
法事に来てくれた親戚に対し、この紅葉亭での会食を用意すれば、素晴らしいおもてなしになりますね。
お墓参りの後に、おいしいお菓子と抹茶やコーヒーでゆったりと時間を過ごせる喫茶室もあります。
また日本庭園陵墓 紅葉亭は、施設だけでなく、サービスも充実しています。
霊園へのアクセスは小田急相模原駅より、送迎バスが運行(土日祝)。この送迎バス、料金はなんと無料!ぜひ利用したい、うれしいサービスです。
「日本庭園陵墓」の名の通り、京都の日本庭園をモチーフにしたというこれだけのハイクオリティな霊園ですが、価格表を見せていただくと、0.6㎡で総額88万円~!
なんと100万円を切る価格でこの素晴らしい霊園にお墓を持てるなんて驚きです。
管理費も5,400円~。
隣の相模原市営峰山霊園と、さほど変わらない金額です!(平成24年6月現在)
平成24年は市営霊園は合葬式墓所のみの公募で、一般のお墓は募集がないそうですし、市営とさほど変わらない金額で、これだけの充実した霊園にお墓をもてるなら・・・。
最初に見た看板の
「関東随一の日本庭園を持つ高級霊園
(それでいて近隣霊園と価格は同じ)
あなたならどうします!他を買いますか?」
という問いには、「なるほど納得・・・!」と深く頷きつつ、日本庭園陵墓 紅葉亭を後にしたのでした。
興味をもたれた方は、実際にご自分の目で見学してご覧になることを強く強くオススメします!