古くて新しいお墓まいり代行サービス
7月は、新盆(東京を中心とした)です。伝統的には、8月の旧盆が全国で展開されます。今では、スーパーでも盆かざりの品物が食品売場の入口付近の、一番目に付く場所に飾られ売られています。キュウリの馬、ナスの牛も、なんとプラスチック製で出来ています。何でも、外注なんですね。子供の頃、祖母と一緒に手作りした、夏休みの想い出がよみがえって来ました。本当に、便利な世の中になりました。
さて、今インターネット上で、お墓まいり代行サービスが、新しい時代のサービスとして注目されています。高齢化で、遠方にあるお墓まいりだけでなく、近所(1~2時間)であっても、暑いさかりの草取りと墓参は、重労働になって来ているのでしょう。でも、このサービスは、決して新しいサービスではありません。
東京23区内の区部霊園(青山・谷中・染井・雑司ヶ谷)の中や付近には、茶亭があり、祭祀サポート業(花線香販売、僧侶手配、上花、清掃他)を行っています。また、郊外型公園墓地の石材店は、建墓、埋葬、戒名彫刻等の仕事の他に、祭祀サポート業(法事の手配さえも行う。管理メンテナンスなど)として、石材と茶亭機能を合せ持っているのです。大正12年開園の多磨霊園、昭和10年の八柱霊園、昭和23年の小平霊園、昭和46年の八王子霊園は、皆同じ祭祀サポートを、90年近く前から、きめ細かくやっているのです。
上花は、古くから行われているサービスです。石屋さんが、墓参代行し、清掃までしてくれています。(内容によって料金は様々。組合で決まっています。)民間霊園でも、指定石材店が、きちんと受持っています。
古くて、新しいお墓まいり代行サービス。今では、おまいりした後の写真をネットで送付することまでが可能です。忙しかったり、高齢でお墓まいりに行けない時に、利用してみてはいかがですか。