霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

後継ぎのいらないお墓

2025年02月15日

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昨今、樹木葬という言葉は、もうずいぶん一般的に使われるようになりました。
樹木葬を検討している方のお話を聞くと、「後継ぎがいない」「夫婦だけだから」「孫がいないので」と、お墓の継承に不安があり、「後継ぎのいらないお墓=樹木葬」という認識でいる方が多いように感じます。

では、後継ぎに不安がある場合、樹木葬しか選べないの?
という疑問が出てきませんか?

まず、樹木葬は「永代供養墓」であることがほとんどです。
後継者がいなくなったら、霊園やお寺が代わりに供養していくのがこの「永代供養墓」。

実はその「永代供養墓」にはいろいろな形があるのです!!

たとえば、普通のお墓に「永代供養制度」がついているもの。
これは後継者がいなくなったタイミングで、墓石は撤去され収めてある遺骨は永代供養墓に移される、といった形式がほとんどです。
生前はお墓参りもしたいし、家族だけで使っていきたい。ただ、先々の継承の不安がある、といった場合でも
この形式であれば、万が一継承者がいなくなってしまっても大丈夫。
最近では墓石購入時にこういったプランをつけられるところが増えています。
樹木葬の場合、どうしても納骨数に限りがあるケースが多いです。
その点お墓に永代供養制度をつけた場合には、納骨数などにも限りなく使うことができる、という利点もあります。

その他には大きな石塔に大勢の遺骨を納骨するタイプのもの、納骨堂もこの永代供養墓の一種ですね。

今、後継者の問題で樹木葬を検討されている方は
すこし視点を変えてみると、お探しの条件にピッタリとあったお墓を探すことができるかもしれません。
もしもドットネットでは「将来安心!永代供養制度あり」でそういった墓所を紹介しています。お墓探しにご活用ください。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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