霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

年賀状の卒業の話

2024年11月09日

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今年も年賀はがきの販売が始まりました。
そろそろ住所録の整理など準備をする季節になりましたね。

ただ最近は、年賀状の卒業(終活年賀状)をお考えの方も増えているようです。
特に終活をされている方にとって、年賀状は大きな問題の一つです。
文面としては一般的に、まず『新年の挨拶』から始め、次に『今後の年賀状のやり取りの辞退』について、最後に『今後のお付き合い』(例としては、今後も変わらぬお付き合いのほど宜しくお願い致します)等と書きます。
特に『今後の年賀状のやり取りの辞退』については、次のような文章を書かれることが多いようです。
『皆様と交わして参りました年賀状ですが、誠に勝手ながら今年をもちまして書きおさめとさせていただきます 長年にわたり温かい賀状を賜り ありがとうございました』
また『高齢になったので』や『終活を始めまして』などと加えて書く方もいらっしゃいます。

こうした「年賀状の卒業」は、残されるご家族への思いからなのでしょう。

自分の友人知人に対しての対応などで、後々家族が困ることのないようにという思いやりだと思います。 
ただ子供にとっては、両親が生前どういう人たちとお付き合いをしていたのか、
残された年賀状でうかがい知ることもできるのですが。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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