霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お盆でいただいたお供えや香典へのお返しの仕方

2024年07月13日

20240713.jpg

7月盆の真っ最中ですね。
多くの地域では8月にお盆の行事が行なわれます。

新盆を迎えるお宅は特に、品物でお供えをいただいたり、お香典として現金をいただいたりすることがあります。
こうしたお盆にいただいたものに対してお返しはするのでしょうか。

お答えとしては、葬儀や法事の時と同じ考え方になります。
一般的にはいただいた品物、香典の1/3~半分程度の金額のお返しを用意し、直接お渡しできない場合にはお礼状をおつけしてお送りします。

ただし、いただいたお供え物の金額によっては、半返しも難しい場合があります。
その時はお礼のお手紙をお送りするだけでも構わないかと思います。

お返しの品物としては、お茶やお菓子が「消え物」と呼ばれ定番とされています。
お菓子の場合は日持ちがするものがよく選ばれます。
また肉や魚は殺生を意味し死を連想させるので、お供え物のお返しに贈るのは控えましょう。
お祝いを連想するものやお酒などもお返しには不向きです。

お返しにつけるかけ紙の表書きは「志」が一般的です。
黒白や黄白の水引が印刷された掛け紙をつけることが多いです。

お返しは極力速やかに、遅くてもお盆の月内にはお送りするようにしましょう。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ