霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

施餓鬼法要(せがきほうよう)って何ですか?

2024年05月11日

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お寺では毎年春から夏にかけて施餓鬼法要(せがきほうよう)が行なわれます。
施餓鬼法要とは、地獄で苦しむ餓鬼(がき)に対してお供えをして供養をする行事です。
お施餓鬼(おせがき)や施餓鬼会(せがきえ)ともいいます。
そしてこのような施しは、供養をした人にとっても自身の功徳(くどく=善い行い)を積むことになるといわれています。
そのため、お寺では功徳を積むことができる大切な機会なので、毎年お檀家さんにお知らせするのです。
日々の暮らしの中ではなかなか功徳を積むことはできないため、昔からこうした行事を大切にしてきたのですね。
また施餓鬼法要はお盆やお彼岸のように月日が決まっている行事ではありません。
お寺によって異なりますが、大体5月から9月頃に行なわれます。
お寺に人が集まりやすいこともあり、お盆(盂蘭盆会)の時期に行なわれることが多いですね。

施餓鬼法要でお渡しするお布施の額は3千円~1万円位が多いようですが、これも地域やお寺によって異なります。
菩提寺や他のお檀家さんにお聞きになることをお勧めします。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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