秋分の日
9/23は秋分の日で、お彼岸の中日とされています。
お彼岸の期間を聞かれるとき、秋分の日(春分の日)を中日として前後3日間がお彼岸となります、お答えします。
では秋分の日とは?
---
秋分は二十四節気の第16番目。
9月22日または9月23日になることが多い。
現在広く採用されている定気法では、太陽が秋分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が180度となったときが天文学上の「秋分」である。
暦では「秋分」の瞬間が属する日を秋分日(しゅうぶんび)と呼ぶ。
「秋分の日」は毎年9月22日から9月23日ごろの1日間に定められる。祝日法上で「秋分日」としており、日付を指定していない。(Wikipediaより引用)
---
ではなぜこの秋分の日、(春分の日)を中心としてお彼岸とされるの、というと秋分の日(春分の日)が「太陽が真東からのぼって真西へ沈んでいく日」であるためです。
古代の中国では、太陽が東西へ一直線に動く春分や秋分に太陽が沈む方角こそが、浄土のある方角だとしたのです。
太陽が真東から昇り真西へと沈む、秋分の日(春分の日)はあの世(彼岸)がもっとも通じやすく、極楽浄土と通じる日と考えられるようになりました。
このように、太陽の動きや天文学と、至彼岸の浄土信仰が合わさって「お彼岸」という風習が成り立っていきました。
現在の日本の法律「国民の祝日に関する法律」では、秋分の日は次のように定義されています。
秋分の日とは「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ためのもの。
皆様もこのお彼岸を機会に先祖供養を考えてみませんか。