お墓も購入したあと、維持をしていくためには費用が掛かります。
どういった費用がどのくらいかかるのかを知っておきましょう。

１）年間管理費
この管理費は墓地の経営主体や管理会社などに支払うもので、霊園等の共有部分の掃除や庭園の手入れなど、共有部分の維持・管理にかかる費用です。
あくまでも「共有部分の管理」のための費用です。マンションなどでいう共益費ですね。

２）納骨・彫刻費用
ご家族が亡くなり、お墓へ納骨を行なうための作業料、墓誌などにお名前を彫刻するための作業料です。
依頼先が管理事務所なのか石材店なのか、墓地によって異なりますので、事前に確認しておくといいでしょう。
作業料としてかかる費用と、依頼から作業完了までにどのくらいの日程を要するのかも併せて確認しておきましょう。

３）お墓のメンテナンス費
建墓してから長い年月が経つと、目地（石と石の境目にあるつなぎの部分）切れや墓石の汚れ、彫刻のペイントが薄くなるなど、どうしてもメンテナンスが必要になってきます。
家の修繕と同じような考え方ですが、修繕が大掛かりになればなるほど費用が掛かってきますので、お墓も同様に、補修場所が小さなうちにメンテナンスをしていくことをお勧めいたします。気になるところがあればまずは見積もりをお願いしてみましょう。
これはお墓を建てた石材店に依頼します。

お墓は 死後の住まい というほどです。
家を維持するのと同様に費用が掛かっていくことも理解しておきましょう。