霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓にまつわる費用(購入時)

2023年07月22日

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一般的なお墓を購入するときに気になる「費用」のこと。
具体的にどのような費用が掛かるのかを知っておきましょう。

1)永代使用料(墓地使用料)

その墓所を使用する権利を得るための費用で、永代使用料は墓地の経営主体に支払うことになります。
不動産のように土地を購入するのではなく、使用する権利を購入することとなります。そのため所得税や相続税、固定資産税といった税金は一切かかりません。そのかわり、墓地を使わなくなり、その墓所を手放す場合にも転売したり、勝手に貸したり譲ったりすることはできません。
永代使用料は土地や住宅などの不動産と同じように墓所の立地条件や広さによって異なります。
墓地の永代使用料は、地価(全国の地域ごとの土地の価格)に比例しますので、都心の一等地の墓所はやはりそれなりの金額になります。

2)墓石代(墓所工事代)

棹石・外柵・カロート(納骨棺)などのお墓を作るための石材一式と、家名などの基本彫刻料・据え付け工事代金、香皿や花立などの金物付属品の代金を含んだ総額のことをいいます。
墓石代のほとんどはこの墓石を作るための材料費ですが、どの墓石をどのくらいの量を使うのかによって、大きく費用が変わってきます。また、墓石のデザイン、彫刻内容によっても費用が変ります。
墓石代には消費税がかかります。
建墓工事は石材店へ依頼することになるためこの墓石代も石材店に支払うことになります。
場合によってはローンが可能です。

一般的なお墓にかかる平均的な費用は180200万と言われております。
ただし、説明の通り、選ぶ場所、石材、加工内容によって金額が大きく異なるため、平均金額はあくまでも目安として捉えておくのが良さそうです。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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