霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

飛行機の日

2022年12月17日

12/17はライト兄弟が人類初となる動力飛行機の初飛行成功にちなんで制定された「飛行機の日」です。

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遠方のお墓の引越しなどで、遺骨を運ぶ必要が出てくる場合があります。
飛行機の日にちなみ、飛行機への遺骨持ち込みについて各航空会社の対応を確認してみました。

成田空港に乗り入れしている航空会社の対応は以下のようになっていました。

■JAL
ご遺骨は機内にお持ち込みいただけます。
倒れないように安定した容器にお納めいただき、風呂敷や袋などにお包みください。
なお、万が一保安検査で反応が出た場合は機内持込についての安全確認が必要となりますので、埋葬証明書、火葬証明書、埋葬許可証、火葬許可証のいずれかをお持ちいただくとスムーズに保安検査場を通過いただけます。

■ANA
ご遺骨は機内にお持ち込みいただけます。
(機内にお持ち込みいただける手荷物のサイズ・ルールについては「機内に持ち込める手荷物」をご確認ください)

機内では、急な揺れや緊急時におけるお客様ならびに他のお客様の安全性を確保する観点から、機内持ち込み手荷物と同様にご遺骨の大きさによっては客室乗務員が座席上の共用収納棚への収納をご案内させていただく場合がございます。何卒、ご理解のほどお願い申し上げます

■SKYMARK
ご遺骨を機内に持ち込むことは可能です。
安定した容器にお納めいただき、風呂敷や袋などにお包みください。

■SPRING JAPAN
ご遺骨は機内にお持込いただけます。風呂敷や袋などで包むなど周りのお客様の目に触れないよう、ご配慮をお願いいたします。
また、保安検査の際に確認が必要となりますので、一言お声がけをいただきます様お願いいたします。
※火葬証明書などをお持ちいただくと、保安検査場をよりスムーズにご利用いただけます。

いずれにしても手荷物扱いになること、「埋葬許可書」や「火葬許可証」等の準備が推奨されていることが見て取れます。
LCCなどでは手荷物の制約が厳しいところもあります。
心配な場合は搭乗予定の航空会社に一度確認しておくのが良さそうです。

どうしても自分では運べないといった場合は、日本郵便の「ゆうパック」でのみ配送が可能です。
ヤマト運輸や佐川急便では「破損や紛失の責任が取れない」との理由で、遺骨の配送を請け負っていませんのでご注意を。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ