年末年始の法事。
今年も残すところあとわずかとなりました。
この時期「年末年始に命日があるのですが、法事はどうしたら?」とい内容に質問を多くいただきます。
基本的な考え方として、法事は命日、もしくは前倒して行なう習慣があります。
そのため法事の日程の決め方として、
・人が集まりやすいこと
・お寺の都合
この2つの要素を考えていきます。
お寺の都合もついて、人が集まるのであれば、年末年始に行なっても構いません。
ただ、実際は
・年始はお祝のイメージがあり、法事にはふさわしくない気がする
・年末年始、お寺は忙しそう
・そういう自分たちも年末年始は忙しいので法事まで手が回らない
・親戚も集まりづらい
といったことから、年末年始は避けがちなのは確かです。
そのため、年末年始に命日がある場合、11月末から12月初旬に繰り上げてされることが多いようです。
まず、法事に参列する人が集まれるスケジュールを考えたときに、それが年末年始になるのであれば、その時期に法事をお願いできるかどうかお寺に聞いてみるといいと思います。
ただし、霊園にあるお墓での法事を検討されている場合、霊園自が年末年始は休業としていることもありますので確認が必要です。
いずれにしても法事は親族が集まり故人の冥福を祈る行事です。
その親族に無理のないところで行なうのが良いでしょう。