七七日法要(四十九日法要)の準備
ご葬儀が終わったあと、四十九日法要の準備はいつごろから、何をしたらいいの?とご質問をいただくことがあります。
四十九日とは亡くなった日を1日と数えますので例えば4/14に亡くなった場合、四十九日は6/1となります。
仏事では前倒しで法要などを行なうのが一般的なため、5月末ごろ、親戚などが集まりやすい土日で......と考える方が多いかと思います。
葬儀が終わるまでに大体一週間くらいと考えると、49日法要までは1か月ちょっと。その間にやるべきことを上げていきたいと思います。
1)七七日法要の日程を決める。
まずは日程です。ここで2~3日の候補日があるといいでしょう。
2)お寺さまへのご連絡
法要はある程度日程が決められるため、予定はどんどん入っていきます。
土日は法要が多く、直前になるとお寺様の都合がつかないこともあります。
そのため、なるべく早めにお寺様の都合を確認しましょう。
3)法要に参加していただく方のリスト作りと案内。
四十九日法要に呼ぶ方をリストアップし、日程、場所などの詳細をご案内し、出欠確認をします。一般的に日数が無いこともあり電話でのお知らせが主となります。
参列者が決まったあとの準備も考えて、返答の締切日を決めます。
4)彫刻、納骨の手配、本位牌の手配(四十九日法要までに間に合わせる場合)
すでにお墓がある場合は、墓誌などへの彫刻を石材店などに依頼します。
彫刻に要する期間としては3週間程度。
お墓のある場所によっては、納骨・彫刻は霊園に依頼する場合もあります。
どこに依頼したらいいかわからない、という方は一度お墓の管理事務所などへ問い合わせしてみましょう。
また位牌に関しても作成に2週間程度かかります。
四十九日法要時に本位牌への魂入れをお願いすることになりますので、こちらも間に合うように、仏壇店などで手配していきます。
5)食事、返礼品の手配。
会食を行なう場合には、会場とお食事の手配を行います。
参列者をリストアップした人数を目安に会場の確認などを行います。
実際の食事の手配や返礼品の手配は人数確定後に行なうので十分間に合うかと思います。心配な場合は事前に相談しておくとよろしいかと思います。
四十九日法要の際に必ず納骨しなければいけないわけではありません。
同様に、彫刻に関しても別途依頼しても問題はありません。
一周忌、3回忌などの法要と合わせてなど、各ご家庭のご都合で納骨日などはお決めいただけます。
仏事に関しては地域の風習などが根強く残るため、準備に関してもそれぞれの地域や覚悟家庭で他の要素がある場合があります。あくまでも一般例として参考になさってください。