~弥生、3月。もうすぐ春のお彼岸ですね。
3月は「弥生(やよい)」~草木が生い茂るという意味だそうです。
様々な生き物達も目を覚まし、土の中や枯葉の下から姿を見せる季節です。
~そして春のお彼岸もありますね。
今年は21日が春分の日なので、春のお彼岸は18日から24日までとなりますね。
「春のお彼岸」は確かに仏教行事ですが、日本古来の「春を喜び迎える行事」と結びつき日本独自の習慣として伝わっているものだと言われています。
この時期、「お彼岸には何をすればいいの?」「どんな準備をすればいいの?」といったご相談を多くいただきますが、
長い冬も終わり待ち望んだ春を迎え、ご先祖様と共に喜び祝うつもりで、気軽にお墓参りをされたら宜しいと思います。
お盆のように特別な祭壇を準備する事もありません。
いつものお墓参りより、少し豪華なお花やお供物を用意されるくらいで構いません。
また菩提寺のある方は、お寺から彼岸会(ひがんえ)のご案内がくるでしょう。
ご本尊の前で、皆さんと一緒にご先祖様の供養をし祈りましょうというものですので、決して堅苦しい行事ではありません。普段着で参加されても宜しいと思います。
お布施や御供えなどは、特にお寺から言われていなければ手ぶらでもいいのですが、何か少しご本尊様へお供物などを持っていってもいいですね。
昔から彼岸会に参加すると、先祖供養だけでなくご自身の功徳を積むともいわれます。
訪れる春へ感謝をし、あらためてご先祖様に感謝をする、とてもいい機会だと思いますので
都合が宜しければぜひご参加下さい。