成人の日
1月15日は旧成人の日です。
そもそも成人の日は、かつて元服(奈良時代以降の日本で成人を示すものとして行われた儀式)の義が小正月に行なわれていたことに由来すると言われております。
1948年7月に施行された祝日法によって1月15日と定められました。
ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月の第二月曜日が成人の日となりました。
今年の成人の日は1/10。新型コロナ感染症の蔓延に伴い、急遽式典が中止になってしまった市町村などもありました。
成人といえば、約140年ぶりに成年の定義が見直されることで成年年齢が、2022年4月から、現行の20歳から18歳に引き下げられます。
これによって、18歳でできること、できないことが変わってきます。
飲酒や喫煙、競馬などの公営競技に関する年齢制限は、これまでと変わらず20歳です。健康面への影響や非行防止、青少年保護等の観点から、現状維持となっています。
一方で携帯電話を契約する、一人暮らしの部屋を借りる、クレジットカードをつくる、高額な商品を購入したときにローンを組むといったことは、今回の成年年齢の変更に伴い18歳でできるようになります。また、親権に服さなくなるため、自分の住む場所、進学や就職などの進路なども自分の意思で決定できるようになります。
今後は18歳で「大人」と見なされるようになるわけです。
そうなると、社会のマナーや冠婚葬祭のマナーも「知らない」では済まされないことも出てくるかもしれません。
経験が多くない仏事のマナーに関しては、いくつになっても悩まれる人が多いです。
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