師走~お墓のお掃除について
早いもので、今年も師走となりました。
そして来週12月13日は「煤払い(すすはらい)の日」ですね。
神社仏閣から、家や学校や会社でも、皆さん大掃除で大変です。
昔からお正月に年神様をお迎えする為に、煤払いの日から大掃除を始めて一年の汚れを落としました。その為「正月の事始め」と言われています。
仏壇や神棚のお掃除も始めます。
同様にこの時期は、お墓のお掃除も大切ですね。
そこで今回はお墓のお掃除の手順についてお話しします。
①落葉などを掃除して雑草もとりさらに植木の剪定も行います(植木の剪定は冬場がいいですね)。
玉砂利も汚れている場合はバケツ等に入れて水洗いをします。
②墓石のお掃除は、基本「水洗い」。
スポンジなどで丁寧に洗います。
しつこい汚れは墓石用の洗剤で洗います(石材店や仏壇店等で販売しています)。
一般の洗剤ですと石に浸み込みシミの原因になる事もあります。特に塩素系や酸性の洗剤は墓石の変色の原因となり注意が必要です。
③それから花立てや線香皿を洗います。
④最後は乾いたタオル等で水気を丁寧にふき取ります。
どうしても落ちない汚れや目地の剥がれ等を見つける事がありますが、
このような場合は、石材店でお墓の洗浄や補修といったサービスを行っていますので、まず見積りをとってご検討をされたら宜しいかと思います。
寒さ厳しいこの時期、暖かな服装とゴム手袋(必需品!)は必ず用意して下さい。
そして、対コロナ、対インフルエンザの為にもマスクは欠かせませんね。