お墓のメンテナンス
お盆やお彼岸で、久しぶりにお墓参りされた方から、多く寄せられる相談があります。
「うちのお墓だけ雑草がひどい」
「植木が伸びてしまった」
「お墓の目地が切れてしまっていた」
「お墓に入れた文字の白色が薄くなってしまった」
「墓石のつなぎ目部分の目地が切れてしまった」
「墓石が欠けている!」
などなど、常にお手入れできないからこそ気付く、お墓周りのこと。
そのまま放置すると、どんどん劣化が進んでしまいます。
例えば普段住んでいる家も、定期的な補修をするように、お墓にも定期的なメンテナンスが必要です。
日常的な掃除などのお手入れも必要ですが、それ以外の部分に関しては、10年~15年に一度を目安としてお墓を点検し、汚れや傷などが目立つところを修繕していきましょう。
もちろん気になったらすぐに補修をお願いしてもいいのです。
お墓で気になることがあった場合、まずは墓石を建ててくれた石材店に連絡してみましょう。
「お墓に雑草が生えないようにしたい!」といった要望を石材店に相談すれば、どのようにしたら雑草が生えづらくなるか、方法と費用を教えてくれるはずです。
このように気になるところを伝え、お墓の現状を確認してもらい、見積もりを出してもらえるようお願いしましょう。
その費用を見て、補修を依頼するかしないかを決めればいいのです。
古いお墓で、石材店が分からない。という方もいらっしゃると思います。そういう場合は、一度、霊園の管理事務所やお寺に相談してみましょう。
お墓は長い月日をかけて受け継がれていくものですので、綺麗な状態を長く保つためにも、こまめな手入れを心掛けましょう。