3月21日は春分の日!春彼岸は何をするの?
今年(2022年)は3月21日が春分の日ですね。
春分の日は年によって違いますので、今年は3月18日から春分の日を挟んだ3月24日までが春のお彼岸となります。
お彼岸行事は春彼岸と秋彼岸がありますが、春分の日と秋分の日それぞれの前後3日の計7日間のうちにお墓参りをしてご先祖様の供養を行うものです。
特別な事はありませんが、いつものお墓参りより少し豪華なお花やお供物をご用意されたら宜しいかと思います。
またこの時期になると、和菓子店やスーパーなどでは「ぼたもち」が店頭に並びますね。
様々な説がありますが、春彼岸は春に咲く牡丹の花にちなみ「ぼたもち」、秋彼岸は秋の七草の萩の花にちなみ「おはぎ」と呼ばれているそうです。どちらももち米を蒸し、丸くして餡子で包んだもので、お彼岸の際にお墓やお仏壇に供える御供え物として多く用いられます。
「家族が亡くなって初めての彼岸の場合は何をしたらいいか」というお問合わせをいただく事もあります。お彼岸は初盆と違い、初めての場合でも特にしなくてはいけないことはありません。通常のお彼岸と同じように、お仏壇やお墓を綺麗に掃除してお参りします。
それから菩提寺がある場合には、お寺の「彼岸会」(ひがんえ)に参加し先祖供養を行います。
ですが、昨今はコロナウイルスの影響で、ご法話を取りやめ読経のみとしているお寺や、法要時間を短縮しているお寺、彼岸会法要自体を中止しているお寺などもあるようですので、彼岸会に参加する場合は必ず事前に開催予定を確認しましょう。参加できない場合はお寺様へお布施やお塔婆料をお送りして、ご先祖の供養をお願いします。