霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

~新年からのお墓探しのために。

2021年01月09日

新年を迎えて初めてお墓を検討しようと考えている方に、お墓について少しお話しさせて頂きます。
お墓にはその経営主体によって、「公営墓地」「民間墓地」「寺院墓地」の三種類があります。

①まず、経営主体が自治体等の「公営墓地」について。
公営墓地には、市営霊園や都立霊園等があります。
メリットは、宗教自由のお墓である事や、自治体が運営する墓地なので永続性があり安心な事などがあげられます。
デメリットは、申込みに条件があり抽選の場合が多い事や、またいつも募集している訳ではない事等があります。

②次に「民間墓地」について。
民間といっても個人や株式会社が経営できるものではありません。経営主体としては宗教法人や公益法人等に限られます。
メリットは、宗教自由や、また様々な区画の中から予算に合わせていつでも求める事ができるという事ですね。更に契約条件が厳しくない事もあげられます。
デメリットは一般的に公営墓地に比べて費用がかかるという事でしょうか。
(ただし霊園によっても異なるため、一概に民間墓地が公営墓地に比べて費用がかかるとは言えません。)

③最後に、お寺のお墓「寺院墓地」について。
メリットというならば、やはりその永続性ですね。
またお寺の敷地内にお墓がある事が多いため、毎日お寺様がお勤めをし先祖や故人の供養をして下さるので安心です。
デメリット?といえば、宗旨宗派が決まっている事やお檀家になるという事でしょうか。
その為一年を通しての様々な行事もあり、そうしたお寺とのお付き合いが大変といわれる方もいます。
しかしだからこそ寺院墓地は前述の霊園等とは違い、単にお墓だけの関係でなく、そのお寺のご本尊に先祖も私達も守っていただけるという大切な意味もあります。

まずはご希望に沿った霊園の資料を集めてご検討される事をお勧めします。
~もしもドットネットではお客様の条件に合う霊園をご紹介しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ