霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

~喪中葉書が届いたら?

2020年11月21日

早いもので11月ももう下旬ですね。
あとひと月余りで今年も終わりです。一年の経つのが本当に早すぎて、驚いています。
特に今年は年初からコロナ禍があり、洪水や台風などの天災もあり、大変な年でした。
このままなんとか歳の暮れを迎えられたら、と願うばかりです。

さてこの時期には、喪中葉書が届いた方からのご相談が多くなりますね。
喪中葉書をいただいた時には、年賀状は当然控えることとして「それ以外に何をすればいいのでしょうか?」というご相談です。
特に先方が家族葬などで葬儀を行った場合では、葬儀の知らせが無い事も多いので喪中葉書で初めて知ることになり、戸惑ってしまう訳です。
お答えとしては~、まず年賀状は控えます。そして「喪中お見舞い」というお悔やみの手紙を出される事が多いですね。
文面としては、
『年賀欠礼のご挨拶をいただき大変驚いております
(お知らせをいただき大変驚いております)
存じ上げず失礼いたしました
謹んでお悔やみ申し上げます
~(心ばかりではございますが〇〇様の祭壇にお供え下さい)
寒さ厳しい折 △△様もお体にはくれぐれもご自愛下さいませ
(さぞお力落としのことと存じますが どうぞご自愛くださいませ)』
~等々。ご関係の深さやご事情によって文面は変わります。

そして先方が親しい方であったり、以前ご自分の家で葬儀をされた時にお香典などいた
だいている方であった場合は、お言葉を添えてお香典やお供物を送られる事が一般的です。
ただ先方とのご関係はそれぞれ違いますので、一概には言えません。
あまり親しくなく年賀状だけのお付き合いの方であれば、年賀状を控えるだけでも宜しいかと思います。
また大変親しい相手であれば、喪中お見舞いの手紙よりもすぐに電話をしてお悔やみを言われても構わないと思います。
一般的には「喪中見舞いのお手紙を出される」か、または「お悔やみの言葉を添えてお香典やお供物を送られる」かという事ですが、それ以外にも対応は色々とあると思います。
喪中葉書を受け取りどなたかが亡くなられた事を知った時に~、受けたご自身の思いや
ご関係の深さなどを考慮して対応されれば宜しいかと思います・・・。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ