霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

年賀状の終活って?

2019年11月23日

11月も終わりですね、令和元年もあと一ヶ月となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。そろそろ年賀状のご準備を始めた方も多いかと存じます。

最近いただくご相談の中に、「終活」をはじめた方から「年賀状の卒業~終活年賀状」のお問い合せがあります。
「年賀状を、今年で最後にしようと考えています。文面はなんと書いたらいいでしょうか。」等というものです。

勿論、そうした文面に決まりはないのですが...
例えば、《皆様と交わして参りました年賀状ですが、誠に勝手ながら今年をもちまして書きおさめとさせていただきます》などと書く事が多いようですね。
また、《高齢になったので》《米寿を迎えたので》なども加える方もいらっしゃいます。
他にも、《寄る年波には勝てず》とか《手元がおぼつかなくなり》といった「理由」を書かれる方もいらっしゃる様です。
そして、《今後は年賀状を控えさせていただきます》《今年をもちましてごあいさつ状を最後にさせていただきます》などと書き、年賀状の卒業?をされる事になります。

こうした「年賀状の卒業」も、残されたご家族への思いからなのでしょう。
自分が生前お付き合いをされていた人達に対しての対応などで、家族が困る事の無いようにという配慮なのだと思います。
ただ子供にとっては、生前両親がどういう人達とどんなお付き合いをしていたのか知る事のできる貴重な機会でもあるのですけれど...。

「終活」とはいえ、長くお付き合いのある方々と新年の挨拶を終わりにするという事は、その深い思いを考えますと、簡単なことではないと改めて思います。

もしもドットネットでは、年賀状の終活や喪中はがきなど、仏事に関するご相談にお答えしています。お気軽にご相談ください。
TEL:0120-111-308(9:00~20:00 年中無休)nenga.jpg

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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