「年賀欠礼状(喪中はがき)」「寒中見舞い」文例
11月も終わりに近づき「年賀欠礼状(喪中はがき)」や「寒中見舞い」についての仏事相談が増えてきました。
今回は「年賀欠礼状(喪中はがき)」や「寒中見舞い」の一般的な文例をご紹介します。
◇「年賀欠礼状(喪中はがき)」
年賀欠礼状は身内に不幸があり、喪中であるため「新年のご挨拶は失礼いたします」という挨拶状です。
1、前文挨拶(時候の挨拶)
2、喪中のため年賀状は出さない
3、良い年をお迎えいただきたい
などを、きちんと入れた文章が望ましいでしょう。
【文例】
本年も残すところ僅かとなりましたが、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
私どもでは、〇月父△△が〇歳にて永眠いたしましたので、新年のご挨拶をご遠慮させていただきます。
本年中に皆様より賜りましたご厚誼に深謝し、お健やかに新しい年をお迎え下さいますようお祈り申し上げます。
令和〇年〇月〇日
身内に不幸があった場合、自分は喪中で年賀欠礼状を出すべきなのか迷われる方も多い様です。
最近は、亡くなったことを広く知らせず、親戚や家族だけで葬葬で行うことも増えており、喪中はがきで先方に不幸があったことを知ることも多くなってきました。
◇喪主から出す「寒中見舞い」
年末の不幸であったために「年賀欠礼状」をお出しすることが出来なかったり、「年賀欠礼状」をお出ししなかった方から年賀状が届いてしまった時には、お正月が明けてから「寒中見舞い」でお知らせします。
1、 年賀状をいただいた御礼
2、喪中であったために年賀状を出せなかったお詫び
【文例】
ご丁寧な年始状をいただき誠にありがとうございました。
昨年、喪中のため年頭のご挨拶を控えさせていただきました。
暖かな春の訪れまでもう少し
皆様ご自愛くださいますようお祈り申しあげます。
令和〇年〇月〇日
季節の挨拶状として、寒さが一段と厳しくなる小寒(1月5日ごろ)から、立春(2月4日ごろ)までに出す「寒中見舞い」は、季節の挨拶状として以外にも、喪中で年賀状を出さなかった場合にも出します。先方が喪中であったり、自分が喪中の場合は、松の内(1月7日以降)が過ぎてから送るようにしましょう。
短い便りであっても相手の思いやりや気遣いが感じられ気持ちも和みます。
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