千葉県の古代のお墓
世界文化遺産登録から、古代のお墓~古墳ブームが続いています。
先日のコラムで、埼玉県の「さきたま古墳公園」のお話しをしましたが、
千葉県も古墳・墳墓の数がとても多くて、12,700基以上あるそうです。(その数は全国でも4位とのこと)
古代より広い平野と河川があり、さらに海もあるのでとても豊かな土地だったのでしょう。
その為多くの人が暮らす事ができたのですね。
千葉県にはさらに縄文遺跡も数多く残っていて、特に日本最大級の大型貝塚遺跡である千葉市の「加曾利貝塚遺跡」は国の特別史跡にも指定されています。
そしてこうした縄文時代の遺跡にも「お墓」は発掘されています。
それは特定の場所に穴を掘って埋葬した「土坑墓」や、大きな土器に入れ埋葬した「土器棺墓」などの形式のお墓です。
千葉県にはこうした数千年前の縄文時代のお墓の跡から千五百年程前の古墳まで、多くのお墓の遺跡が残っています。
そしてその後現代に至るまでにお墓の形式は変わってきましたが、ただ私達の「供養の想い」は、縄文の頃から変わることなくずっと続いていると感じます。
現代のお墓は、伝統的な一般墓所から、昨今話題の樹木葬や自動搬送式の室内墓、またペットと入れるお墓等々...様々な形式のお墓が出来ています。
そしてそれは、現代社会に暮らす私達一人一人の「供養の想い」に添ってお墓を選ぶことが出来るという事なのだと思います。
【千葉県のおすすめ霊園】
千葉県鎌ケ谷市にある『森のお墓 自然聖園』は、園内に弥生式住居を復元した「古代の家」があります!法要施設や休憩施設が充実しており、園内は季節の花々が咲き乱れる、とても綺麗な霊園です。5駅から毎日運行されている無料送迎バスがあり、お参りに便利なのも人気の理由です。
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