【お盆に知りたい】正しいお墓参りの作法
残暑お見舞い申し上げます。暦のうえでは「立秋」この頃から秋が始まると言われますが、この連日の暑さで秋といわれても...という感じですよね(>_<)
梅雨明けからの猛暑で、夏祭りやイベントを中止した地域もあったようです。
お祭りを楽しみにしていたお子さんや地域の方々は寂しい思いをされたのではないでしょうか。
さて、今日から8月盆の地域も多いですね。
この時期、久し振りに家族揃ってお墓参りという方も多いのではないでしょうか?
この機会に正しいお墓参りの作法をおさらいしてみましょう。
【持っていくもの】
植木ハサミ、タオルやスポンジ歯ブラシ、お花、お線香、お供え物など
※最近は、お掃除道具類が揃えてある霊園や寺院も多く見受けられます。
◇まずはお墓のまわりをきれいにしましょう。
植木を剪定(せんてい)し、雑草や落ち葉を取り除きます。
香炉に灰が残っていたら取り除き、花立ては取り外しが出来るタイプのものは取り外して洗いましょう。
◇墓石を清めます。
タワシは墓石にキズが付くので、スポンジやタオルなどを使い、水で洗います。
彫刻の細かい部分の汚れには歯ブラシが便利です。
◇お花とお供え物を供えます。
ひしゃくなどで墓石に水をかけて浄め、花立てに水を入れてお花を挿し、水鉢にはきれいな水を入れ、飲み物や食べ物などをお供えします。
墓石にお酒をかけるのはシミの原因になるので避けましょう。
◇お線香を焚き、お参りします。
お線香に火をつけて香炉に置きます。
あまり多くのお線香を焚きますと香炉が高温になり、そこに水がかかったりすると急な温度変化により香炉にヒビが入ることもあるので、墓石に水をかける時は気をつけましょう。
◇お供え物は持ち帰る。
食べ物などお供えを残しておくとカラスなどが散らかしたり、墓石にシミや跡が残ることがあります。
お花以外は持ち帰るのが最近のマナーです。
普段はついつい怠りがちなご供養も、この機会にぜひしっかりとしたいものですね。
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