お仏壇へお参りに伺うマナー
この記事は2022/06/13に更新しています
お盆の時期は、親戚や友人、知人のお宅へお参りに伺う機会が多くなりますね。
そこで、今回はお仏壇のお参りに行く際に知っておきたいマナーについてお話します。
■訪問の際に持参する物は?
お参りの時に持参する不祝儀袋の表書きは「御仏前」が一般的です。
他にも「御香料」「御供物料」「御提灯料」の表書きでもよいでしょう。
神式では「御玉串料」「御神前」と書きます。
水引は黒白、双銀、関西では黄銀、黄白を用いるのが一般的。
金額は関係性にもよりますが、一般的に5千円~1万円が目安です。
品物の場合には、季節のお菓子や果物、進物用のお線香などを選ぶ方が多いようです。
故人が好きだった物を選ぶと喜ばれるかもしれませんね。
■服装は?
礼服でなくてもよいのですが、新盆を迎えるお宅に行く場合には、地味な服装を心がけましょう。暑い時期ですが、肌があまり露出しないものをおすすめします。
■ご挨拶は?
先方のお宅に着き部屋に通されたら、お持ちしたお供えを「御仏前に(お仏壇に)お供え下さい。」と一言添えてお渡しします。
ご挨拶が済みましたら、「お参りさせていただいてもよろしいですか。」とお断りしてから仏壇(盆棚)にお参りします。
■お仏壇(盆棚)にお参りする手順は?
・仏壇(盆棚)の前に正座し、数珠があれば手にかけ、一礼します。
・ロウソク(マッチ、ライター)の火を線香に移し、香炉に立てます。もし線香に炎が出てまった場合は手で仰ぐように消しましょう。
※宗派によって線香の本数や供え方は異なります
詳しくはこちら(https://www.mosimo.net/blog/butsuji/2014/07/18/post-147.html)をご覧ください。
・おりんを鳴らします。
・合掌します。
・一礼して下がります。
お参りはできればお盆の期間内(7月13日~16日もしくは8月13日~16日)に伺いますが、あまりこだわりすぎずに、まずは「お参りに伺いたい」ことを先方に連絡して、都合を確認しましょう。