永代供養の基礎知識
六月の別名である「水無月」は、天上の水が全て地上に雨となって降り、天上には水がなくなる月という意味だそうです。
ジトジトとした梅雨も動植物には必要な恵みの雨なのですね。
さて、今回はこれからの時代に合った新しいお墓のかたちとして注目が集まっている「永代供養」についてです。
核家族化や少子化で単身世帯が増え、お墓の跡継ぎやお墓を守る人がいないという方、子供はいても、お墓の維持などで負担をかけたくないという方が増えています。
そんな方々のために、寺院や霊園が遺骨を永代(または一定期間)にわたり家族や親族に代わって供養・管理する仕組みを「永代供養」といい、その様な供養をしてくれる墓地が「永代供養墓」です。
永代供養墓には、屋内型と屋外型の2つの様式があります。
遺骨の安置方法は、故人の遺骨を個別に骨壺のまま安置する「個別安置型」、骨壺を他人と共有の棚や安置場所に置く「集合型」、共同墓の納骨棺に遺骨を骨壺から出して合葬する「合祀(ごうし)型」があります。
[屋内型]
・霊廟型(れいびょう)...仏壇の機能を備えた屋内納骨施設。
・ロッカー型...建物内に個別納骨スペースのみを設置した施設。
・可動収納型...登録カードで収納スペースに納められた遺骨が参拝ブースに運ばれてくる施設。
[屋外型]
・モニュメント型...記念碑や塔などを設け、地下に遺骨を安置する。
・納骨堂型...屋外につくられた納骨専用の施設。
・樹木葬型...墓石の代わりに樹木の下に遺骨を埋葬する。
永代供養墓も一般のお墓と同様、公営墓地、民間墓地、寺院墓地の3つのタイプがあります。
一般のお墓と違い、永代供養墓は承継者がいなくても契約でき、生前に契約できることも大きな特徴です。
永代にわたって管理・供養をお願いするのですから、きちんと管理されている墓地を選ぶことが大切ですね。
もしもドットネットでは、全国の永代供養墓をご紹介しています。
資料請求・ご見学は無料ですので、お気軽にお問合せください。
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