お墓ってなに?どんなところ?
2月も半ばを過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。
インフルエンザも流行っていますし、気を付けないといけませんね。
それにしても、歳を重ねると本当に一年が短く感じてなりません。
明日何が起こるのか?全く想像出来なかった子供の頃は、毎日不安もありましたが、
それ以上に感動!も多くあり、一年が長かったのですけれど。
しかしながら、其れから50数年も経つと未来も??感動?も余り感じられなくなりました。
だからなのでしょうか?こんなに一年が短く感じるのは...。
それでも、この頃あらためて気づき、しみじみと考えるようになった事が一つあります。
それは「家のお墓」についてのことです。
若い頃は気にもしていなかったのですが、この数年、親も眠るその「お墓」について色々と想い考えるようになりました。
それは特別、畏まって何かをというのではなく、日々の暮らしの中でぼんやりと思うような、そんな感じのものです。
思えば亡き父母も歳をとってからの方が、よくお墓の話をし、お寺にも行っていましたね。
私も同じ様な歳になり、ようやく父母や先祖の思いを素直に受け止め、感謝する事が出来る様になりました。
そしてお墓という存在が、日々の暮らしの中でもいつもそこにある様になりました。
最近、「お墓とはなんですか?」といったご質問を受ける事があります。
その答えは、本当は難しくて一言では語りつくせないのですけれど...
伝統や宗教的な考えもありますし、また素直に大切な人を供養したいという理由の方もいるでしょう。
ご先祖に対しての深い感謝の気持ちを一番に考えている方も...
「お墓」とはそうした様々な思い全てを大切に包んでくれるところ...?
あたたかな陽の光につつまれ、こころ安らぐ場所...そんな風に思えるのです。