霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

春のお彼岸、やってはいけないことはある?

2019年02月09日

この記事は2022/03/02に更新しています

3月と9月の年二回ある「お彼岸」。
お彼岸の期間は、春分の日、秋分の日を中日として前後3日間、合わせて7日間のことを言います。この期間にお墓参りやお寺の行事に参加して、ご先祖様を供養します。

昼と夜の時間が同じになる春分の日と秋分の日は、太陽が真東から出て真西に沈みます。
この太陽が沈む真西に「極楽浄土」があるという仏教の教えから、お彼岸の行事が始まったといわれています。
西方に極楽浄土があると考えていた人々は、真西に沈む太陽を見て、故人や先祖に想いをはせていたのかもしれませんね。

「お彼岸の期間は結婚式やお宮参りなど、お祝い事は避けたほうがよいのでは?」というご相談をいただくことがあります。
お彼岸は「喪中(もちゅう)」のように身を慎まなくてはいけない時期ではないので、結婚式などのお祝い事や、引越しなど、お彼岸中にしても差し支えありません。
ただし、どうしても気になるということでしたら、前もってお仏壇やお墓にお参りされてからになさると良いかもしれません。

節分や桃の節句、お彼岸、端午の節句、七夕、お盆など、どれも身近で季節ごとに暮らしの中で大切にされてきた日本人の心が込められている日本の伝統行事、しきたりなんですね。

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正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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