霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

【知っておきたい基礎知識】お墓の種類と形態

2018年12月08日

今年も多くのお問い合せやご相談をいただきまして、誠に有難うございました。
さて、年末は何かと忙しいですが、年が明けたらお墓探しを始めよう!と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでご存知の方も多いかと思いますが、改めてお墓の種類と形態についてご紹介します。

□お墓の種類
その経営主体によって、大きく「公営墓地」と「民間墓地」と「寺院墓地」に分けられます。botisyurui.jpg

<公営墓地>
「公営墓地」とは、市営霊園や都立霊園など、自治体等が経営主体の墓地の事です。
宗教が自由な事や、公営なので安心な事から人気が高いようです。
ただ、申込みに条件がある事や抽選の場合が多い事、また何時でも募集している訳ではない事等があるので注意が必要です。

<民間墓地>
次に「民間墓地」があります。ただ法律で個人や株式会社は墓地の経営はできないと定められている為、経営主体としては宗教法人や公益法人等に限られます。
宗教自由な事が多く、また公営墓地と違って何時でも求める事が出来ますし、契約条件も厳しくないので選ばれる方も多いお墓です。

<寺院墓地>
最後に、お寺のお墓(寺院墓地)があります。やはり何百年も続いたお寺というのは安心ですね。
毎日ご住職がお経をあげて下さるので、ご先祖や故人の供養も安心してお任せ出来ます。
ただ、お寺には其々の宗旨宗派があるのでよく注意しなければいけませんし、お檀家となって菩提寺を支えていく責任もあるので安易な気持ではいけませんね。


□お墓の形態について
よく「一般墓」と言われるものがありますが、これは子や孫へ代々継承して守っていくお墓の事です。土地を永代にわたり使用するため「永代使用契約」を取り交わします。その上で墓石を建てる事になります。

最近、将来お墓を継承する人がいない方の為に「永代供養墓」というお墓が増えておりますが、一口に永代供養墓といってもその形態は様々です。
例えば一か所に共同で埋葬する「合祀墓」から、ある期間(20年間や33年間など)は個別に納骨されその後「合祀墓」に移されて永代供養してもらうというものなど、様々です。

また最近話題のものに「ビル型の自動搬送式納骨堂」や「樹木葬」などもあります。
こうした永代供養墓もお問い合せも、年々増えていますね。
いずれにしてもその契約内容は其々で違いますので、よく確認して検討する事が大切です。
★以前の知っ得コラムでも取り上げています。参考にご覧ください。
『新しいお墓のかたち"納骨堂"』
『樹木葬のイメージと現実!?』

もしもドットネットでは、こうしたお墓に関するご相談をいつでも承っております。
どうぞお気軽にお問い合せ下さいませ。
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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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