霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お盆の供養って?

2018年06月18日

6月も半ばになりますと、お盆のご相談やご質問を多くいただきます。
ただお盆の過ごし方や盆飾りについては、慣習など地域差もあるので一概には言えません。其々、ご事情もありますし。

菩提寺様がある方は、ご自宅に飾った盆だなの前でお寺様が棚経をあげて下さったり、またご本堂では施餓鬼法要が行われたりしますので、色々とご準備もありお忙しい時期でもあります。
といっても、子供さんやお孫さんが帰ってこられたりして賑やかになり、楽しい時間でもありますね。
地域によっては精霊送り・灯籠流しなども行われます。小さな子供さんにとっては、素敵な夏の思い出にもなりますね。tourou.jpg

またお付き合いのあるお寺がない方々でも、お盆にはお墓参りをしたり自宅に盆棚を飾って過ごされる方も多いと思います。
例えば小さな机に「まこものゴザ」を敷き、キュウリとナスで作った馬と牛を置いて、故人の好きだったお菓子などをお供えするだけでも、お盆のご供養は出来ると思います。
一年で一度だけの行事、自宅に帰ってきてくれるという嬉しい話ですので。syourouma.jpg

そしてご自宅で盆飾りなどされない方でも、地域の夏祭りに行ったり、盆踊りに参加したり、花火をみたりしますよね~。こうした事もみなお盆の供養です。
日本では現代でも、お盆の季節にはこうして、誰もがいつの間にか故人やご先祖様をお迎えし供養しているのだと思ったりもします。bonodori.jpg

そう考えると、昔の人達がこうしたお盆のような慣習を残してくれた事にとても感謝してしまいますね。

お盆は、其々のご事情にあわせてご準備をし、しみじみとそして楽しく過ごされたら、それが一番のご先祖への供養になるのではと思います。

お盆についてのよくある質問をまとめました。
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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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