お盆の用意はお済みですか?【今どきの盆提灯】
この記事は2022/06/20に更新しています
先日、近所の仏壇店の前を通ると、さまざまな盆提灯が飾られていました。
お盆は、亡くなった人の霊があの世から帰ってきて、家族と共に過ごすという、日本の伝統行事です。
地域によってお盆の時期はまちまちですが、7月15日を中心に行う地域と、8月15日を中心に行う地域に大きく分けられます。
お盆につきものの盆提灯。提灯の灯りを目印に故人の霊に帰って来てもらい、絵柄の付いた華やかな盆提灯で慰めるという意味があります。
一般的に、盆提灯は親族や知人などから贈られるほか、家族も用意します。
昔は仏間のある家も多く、大きな仏壇が置かれているという光景もみられましたが、近年は、洋間やリビングなどに仏壇を置く家庭が増え、洋風で場所をとらない上置き型のものが人気のようです。そのため、盆提灯もデザイン性が高く、インテリアとも合うような創作提灯も多く販売されています。
本来は、火を入れて灯す提灯ですが、燃えやすい素材だけに火の元が不安です。
最近は、提灯だけでなく仏壇のローソクや線香にも電池式のものがあり安心です。また、節電効果の高いLEDを使ったものも販売されています。
盆提灯を贈る場合には、お盆の前に届くように手配します。
新盆の場合は、早めに準備を済ませることが多いので、遅くともお盆の月に入ったらすぐに届けることができるように、余裕を持って考えておくと安心ですね。
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