お香典の基本マナー②
今回は、引き続きお香典の基本的なマナーについてです。
前回のコラムではお香典の意味や、香典辞退の場合などをお話しました。
◇お香典は2万円など偶数はよくないですか?
偶数の金額のお香典が良くないということはございません。
ただ、「2」は「たびたび」「ふたたび」などの意味に受け取る人もいますので、気になるようならば、一万円札1枚と五千円札2枚の3枚にしてはいかがでしょう。
なお、死や苦につながる「4」や「9」は香典の額として避ける方が多いようです。
◇お香典袋の表書きは?
・仏式⇒「御香典」「御霊前」「御香料」
※浄土真宗の場合は「御仏前」を使います。
・キリスト教式⇒「御花料」「御霊前」
・神式⇒「御玉串料」「御霊前」「神饌料」
先方の宗派がわからない時には「御霊前」としておくのがよいでしょう。
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◇香典袋の水引
不幸が二度とあってほしくないという気持ちから、水引は「結び切り」の不祝儀袋(ぶしゅうぎぶくろ)を使います。
水引の色は黒白が一般的ですが、他に双銀・双白を使用します。(※関西など一部地域では、黄白の水引の不祝儀袋を使います。)
◇文字の色は?
お香典袋に書く文字の色は薄墨が一般的です。
これは「涙で墨が薄まる」「墨を十分に摺る間もなく駆けつけた」という意味があると
言われています。
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