霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓の状態、気がかりですね!

2018年04月14日

花粉が多く飛ぶこの時期、花粉症でつらい思いをされている方も多いのではないでしょうか?
この時期は、花粉だけでなく黄砂なども多く飛んでくるためお墓の汚れも気になります。

外にある墓石は耐久性があるとはいえ、長い間日差しや風雨などにさらされていれば、汚れたり、壊れたりしていくものです。

まめに掃除していても、沈着した黒ずみや変色などはなかなか素人の手で落とせません。
特に、彫刻部分や石と石の接合部分などの細かい箇所や、花立て、水鉢の水アカ、階段にこびりついた苔などを取り除くのは大変です。
また、年数が経ってくると、汚れだけでなく、所々補修が必要になります。

よくみられるのは次のようなケースです。
◆石と石の間の目地切れ
 一番多いケースです。見た目が悪いだけでなく、放置すると苔や雑草の温床ともなりますし、ヒビ割れた目地の間から雨水などが入ることもありますので、早めに手当てしましょう。0414.jpg

◆墓石のヒビ・キズ
 墓石のヒビ割れや傷は早いうちなら修復することは可能ですが、大きくなると、棹石を新しくしなければならないこともあります。mezi.jpg

◆植栽
 植木が育ちすぎて地中に根を張りすぎると、石碑を圧迫し、ヒビが入ったり周辺の墓地にも影響が出る場合があります。

自分で汚れを落とせない場合は、石材店に頼んでクリーニングしてもらいましょう。
また、石碑のひび割れや傷は早めにお墓を建てた石材店に補修を依頼しましょう。

お墓は、大切な故人が眠る場所でもあり、子孫に受け継いでいくものです。普段からお墓のケアをしておきたいものですね。

「自分でできるお墓のお手入れ」の方法をチェックしておきましょう!
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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ