お彼岸前に知っておきたい!お墓参りの持ち物や手順
この記事は2022/03/17に更新しています
春の訪れを感じられる季節になってきましたね。
お彼岸にはお墓参りに行かれるという方も多いと思いますが、お彼岸の時期に限らず機会があれば出来るだけお墓参りしたいものですね。
今回は、お墓参りの際の持ち物やお参り手順、仕方についてお話しします。
【お墓参りに持参するもの】
スポンジ、ぞうきん、タワシ、植木ばさみ、タオル、線香、ローソク、お供え、お花、着火道具(マッチ・ライターなど)、数珠、ごみ袋
※手桶、ひしゃく、ほうきなどは、管理事務所で借りられるところも多いです。
【お参りの手順、仕方】
1、お墓の掃除をする
◎石碑
墓石に水をかけ、布やスポンジで汚れや苔を落とします。彫刻部分は歯ブラシが便利ですが欠けやすいのでゴシゴシ強くこすらないように気をつけましょう。汚れを落とした後は、ぞうきんなどの布でふき清めます。
◎植木の手入れ
伸びすぎた植栽は短く刈り込みます。
◎墓地内の清掃
墓地内の落ち葉や雑草などは取り除きます。玉砂利は目の粗いざるに入れて水洗いするときれいになります。
2、お供えをする
お墓の掃除を済ませたら、お花と線香を供えます。お供えは半紙を敷いて供えます。
故人が好きだったからとお酒を墓石にかける方がいますが、化学変化で墓石が変色することがあるので注意しましょう。
3、礼拝をする
石碑の正面に向い合掌します。
4、片付ける
お参りが終わったら、あとでカラスなどが食べ散らかされないようにお供えは持ち帰りましょう。缶類は墓石の上に缶のあとができてしまい、スチール缶の場合は、さらにサビがしみ込んでしまいます。飲物などのカン類を置いていかないようにしましょう。
お墓参りは、春秋のお彼岸、お盆、故人の命日、年末年始などにするのが一般的ですが、結婚や出産の報告、人生の節目などにお墓参りする方も多いようですよ。
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