霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

人気の高い公営墓地

2018年01月27日

今回は、問合せの多い公営墓地についてご紹介します(^.^)

都道府県や市区町村が管理・運営する墓地を公営墓地といいます。
民間墓地や寺院墓地と違い、永続性が保証されており安心して使用することができるのでとても人気があります。

民営墓地の場合、石材店が指定されているケースが多いのですが、公営墓地の場合は、墓石を発注する石材店も自由に選ぶことができ宗教・宗派に制限もありません。

ただし、申し込み資格は、民営墓地より厳しく申込者の居住地や居住期間、遺骨との関係などいくつもの条件(内容は各自治体によって異なる)を満たしていなければなりません。

さらに、希望者が多いと抽選で取得者を決めることになるため、人気の高い墓地は倍率が高く取得が難しいこともあります。

公営墓地の募集方法は年に一度行われるのが一般的ですが、各自治体により募集時期が一定でない場合や行われない年もあるので、日頃から自治体の発行する広報紙やインターネットの情報に気を配りましょう。

≪公営墓地のメリット≫
 ・墓地使用料や管理費が比較的安い
 ・地方自治体が管理・運営しているので、永続性が保障され安心して利用できる
 ・仏教、神道、キリスト教、無宗教など、どの宗派でも利用できる
 ・石材店を自由に選べる

≪注意点≫
 ・各自治体によって申し込みの資格が制限されている(居住年数や、埋葬するお骨の有無など)
 ・競争率が高く抽選になることが多い
 ・墓石の大きさに制限があるところもある
 ・僧侶の手配はしてもらえない
 ・法事を出来る施設がないこともある

人気が高いものの、申込資格が厳しいこと、抽選の倍率が高いことなどから、公営墓地にお墓を求めるのはなかなか困難なのが実情です。
民営の墓地も並行して検討しておくと、落選したときにも慌てずに済みますね。

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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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