12月に・・・
今年もまた師走を迎え、もうすぐ年の暮れ・・・新年となりますね。
年々、昔からの習慣は廃れていくようですが、それはいつの時代でも同じことかもしれません。
慣習や伝統というものは、時代の変化に従って日々変わり・・・それはまた新しい社会や文化が生まれることでもありますし・・・。
それでも、「年末年始」は今でも多くの人が除夜の鐘をききながら年を越しますね。
そして神社やお寺に初詣に参ります。
年賀状も楽しみですし、子供たちは何と言ってもお年玉ですね。
伝統的な行事が残っている地域以外でも、年末年始には正月飾りやおせち料理などを用意し、家族で過ごす方が多いと思います。
最近は年賀状もメールで送る人が増えているということですが、(たとえ手紙や葉書を出す習慣が少なくなっても)まだ「新年の祝いを伝えたい・共に喜びたい」という気持ちが多く残っているからだと思われ、そうした事も現代ではアリ!なのかな、と思ったりもします。
ところが最近耳にして驚いたのは、除夜の鐘が夜中にうるさい!と、夕方までに百八つの鐘を済ませるところがあるという話です。
そういえば夏のお盆のお祭りでも、盆踊りの音楽がうるさいと、踊り手が皆イヤホンをつけて無音の中で踊っている風景がありました。
古くからの慣習や伝統というものも、現代では「騒音!」として捉える人もいるのだと、驚き寂しい気持ちになりました。
とはいえそれはまだごく一部の話だと思いますが・・・
今年も除夜の鐘をききながらこの一年を顧みて、そしてお正月はお寺に初詣に行きましょう。
帰りの参道のお店への寄り道も楽しみです(^^)