霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お葬式の「これって常識?非常識?」

2017年07月01日

雨に濡れる紫陽花の風情に潤いを感じる季節です。

葬儀は、大切な方を偲び、感謝を表す場です。
だからこそ会葬者として正しいマナ―を心得ておきたいものですね。
いざというとき慌てないようにしておきましょう。

そこで、今回は葬儀のマナーについてです。


Q,葬儀会場にお花を送るときは遺族に直接送ればいいの?

A,お供物やお花を送るときは、宗教によるしきたりの違いや、喪家の意志による辞退もありますので、担当葬儀社に確認してからにしましょう。


Q、お通夜・告別式、どちらに出席すればいいの?

A,通夜は本来、遺族や近親者、親しい友人など、故人と深いかかわりのある人たちが集まって、夜通し故人との別れを惜しむ場です。
  一般の人は、告別式に出席するのが本来の形ですが、現在は、仕事などの都合のつきやすい通夜に、一般の人も参列することが多くなっています。


Q,香典は、2万円など偶数になってしまうと良くないですか?

A,偶数金額のお香典は良くないということはありません。
  ただ、もし気になるようでしたら、2万円を包む場合、1万円札と五千円札2枚を使い枚数を3枚にしてはいかがでしょうか。
  お香典の額としてふさわしくない数字は、死や苦につながる「4」や「9」です。


Q,香典を郵送してもよいのでしょうか?

A,できれば直接弔問に伺って、手渡すのがマナーですが、遠方でのお葬式だったり、どうしても都合がつかない場合には、郵送してもよいでしょう。
その場合、不祝儀袋を現金書留で送ります。このとき、お香典だけ送るのでなく、お悔やみの言葉と参列できないお詫びを書いた手紙など添えて送るとより丁寧です。

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もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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