2月の花と春の訪れ
暦では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。
また今年は例年よりも雪が多いようです。ご被害はございませんか。
大雪の為ご被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
霊園も、地域によっては雪の為に臨時閉園となっている所もあります。
また開園していても、霊園までの道路状況にはご注意下さい。雪が止んでいても凍結している事もあり、通行止めになっていたり送迎バスが運休している事もあります。
お墓参りの際は事前に管理事務所等に電話してご確認する事が必要かと存じます。
さてそうした厳しい季節の中でも、春は確実にそこまで来ています。
特にこの季節に、雪の下からも顔を出して花を咲かせる「水仙」は、雪中花とも言われ
その可憐な白と黄色の花は私達に春の訪れを感じさせてくれます。
またこの時期に咲く花には、他にも福寿草や黄梅、まんさく等色々ありますね。
それにしても2月に咲く花は、なぜか「黄色」の花が多いように思えます。
確かに黄色といえば、明るくて暖かなイメージがありますし、陽の光の色の様にも思えるので、春を待ち望むこの時期には一層嬉しく感じるのですけれど。
そして仏教の教えで尊ばれている「五色」の中にも、黄色は重要な色として含まれています。寺院などで見られる五色幕のあの色ですが、中でも黄色は如来様の身体の色を表すとも言われます。
そんな「黄色」ですが、咲く花にとっては蜜を求めてやってくる虫達に花粉を運んで欲しいだけなので、別に意味があるのでしょうね。
寒い冬でも成虫のまま年を越す昆虫は、ハナアブやハチやシジミチョウ等意外と多くいて、この季節でも晴れた日には花々を飛び回ります。
そんな虫達にとっても、色彩の少ない冬の野や山で黄色はとても目立つのでは?と思うのですが・・・
どうも昆虫の目は人間の様に黄色を感じる事は出来ないらしいので、やはり他に何か理由があるのでしょうね。
とはいえ私達人間にとっては、北風が吹いても雪が降ってもこの時期に必ず咲いてくれる花々は、春の訪れを予感させる小さくも力強い友人達です。
これから徐々に暖かくなりますので、霊園見学にもおすすめの季節になります。もしもドットネットでは「霊園の現地見学キャンペーン」も行っていますので、ご見学の際はぜひご利用くださいね。