霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お墓のお掃除について

2016年12月11日

1213日は「煤払い」ですね。そろそろお正月の準備も始まります。

家でも学校でも会社でも、大掃除で大変ですね。

 

そしてこの時期、お墓のお掃除も大切な事です。

初めてという方もいらっしゃるかと思いますので、その手順について少しお話しします。

 

まず墓石周辺のお掃除ですが、落葉など掃除して雑草もとりさらに植木の剪定も行います(植木の剪定は冬場がいいので)。

また玉砂利も汚れている場合は水洗いをします。

 

次に墓石のお掃除ですが、基本は「水洗い」です。

スポンジなどで丁寧に洗います。

しつこい汚れは墓石用の洗剤で洗います(石材店や仏壇店等で販売しています)。

一般の洗剤ですと石の目に沁み込みシミの原因になる事もあります。特に塩素系や酸性の洗剤ですと墓石の変色の原因となり注意が必要です。

それから花立てや線香皿を洗います。

最後は乾いたタオル等で水気を丁寧にふき取ります。

 

こうしてお掃除をしますと、どうしても落ちない汚れや破損、目地の切れ等を見つける事もありますが、

このような場合は、石材店でお墓の洗浄や補修といったサービスを行っていますので、まず見積りをとってご検討をされたら宜しいかと思います。

 

寒さ厳しいこの時期、暖かな服装とゴム手袋(必需品!)を用意して、風邪などひかぬよう注意して下さい。


a0005_000480_m.jpg

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ