もうすぐ秋のお彼岸ですね~。
今年は9月22日(木)が秋分の日ですので、秋の彼岸は19日(月)~25日(日)となります。
お客様からのお問合せにも、「お彼岸は何をすればいいの?お盆とはどこが違うの?」といったご相談を頂きます。
お彼岸はお盆と違いご先祖様が帰って来られる訳ではないので、特別に祭壇などを用意する事はありません。
ただ秋分の日にはご先祖様のいらっしゃる世界が近くなるとも言われ、いつものお墓参りよりも丁寧にお参りを致します。昔から「おはぎ」を供えたりもしますね。
そして菩提寺のある方はお寺で「彼岸会」が行われる所も多いので、家族親族で参列しご供養致します。
実は、こうした春と秋の「お彼岸」は日本独自の仏教行事です。
古来より続いていた自然やご先祖様を敬う祭事に、仏教の教えが結びつき生まれたものと言われます。
思えば、お彼岸もお盆も「何かと理由をつけて?ご先祖様のお墓参りを、供養をしたかった」日本人の心から生まれた行事といえるかもしれませんね。
そうした事からも秋のお彼岸は堅苦しく考える必要はなく、普段通りにお墓参りをされたら宜しいと思います。少しだけお花やお供物を多くお持ちして・・。
そしてもしご先祖の世界(彼岸)が私たちの世界に近づいている時だというのであれば、
いつもより声も届きやすく、故人やご先祖様とのお話も沢山できる気も致しますので。